ししゃもの製法と
製造環境
理想の原料とこだわりの製法
ヤ印のししゃもは、アイスランドやノルウェーなど北欧の海で漁獲されたからふとししゃもを現地で買い付けたものです。仕入れ担当者が漁船に同乗し、漁獲されたししゃもの大きさや卵の量、餌食いの状況などを船上で確認してその場で買い付けることで、理想的な素材だけに厳選しています。
厳選されたししゃもは、魚本来の旨味を引き出すこだわりの製法でヤ印ならではのししゃもに仕上げています。

美味しさを引き出す品質項目
1餌食いの排除

ししゃもの胃や、腸内に食べたエサが残っていると…
・調理時、腹が裂ける。
・不味い、腐敗臭がある。
餌食いのない原料を購入しています。
2理想的な塩分

ししゃもに含まれる塩分の含有率を1.2~1.5%にすることにより、ししゃも本来の旨味を引き出します。
3ヤ印流の乾度

乾度とは、乾燥前と乾燥後のししゃもの重量変化の割合のことです。ヤ印では、乾度を70%にしています。なぜなら…
・ドリップが出ない。
・焼いたときに腹が割れない。
・干し込むことによりししゃもの味が増す。
厳しい管理基準を設けた製造工程
北欧の海で漁獲されたからふとししゃもは、HACCP認証を受けた中国大連の加工工場で加工します。ヤ印ではお客様に安全・安心なししゃもを食べて頂くために工程ごとに厳しい管理基準を設けており、原料解凍から梱包まで衛生的な作業を徹底しています。
HACCP認証工場
大連徳匯水産食品有限公司(中国遼寧省大連庄河市)
1原料解凍
ししゃもを2%の塩水に一晩浸漬させます。

2生処理
メスとオス、傷等を選別しながら、メスのみ重量別にプラスチックの串に刺していきます。

31次洗浄
洗浄水に水をオーバーフローさせて、 水の中で串を上下させ魚全体をよく洗います。

42次洗浄
さらに流水で洗浄します。

5乾燥
乾燥台車に串を懸けて冷風乾燥機で乾度70%まで乾燥させます。

6計量・選別
重量別に選別します。

7揃列
ししゃもをトレーに並べてからストローを刺します。

8凍結
エアーブラスト凍結室で凍結します。

9包装
一皿ずつ目視検品しながらトレーを包装機に流します。

10金属探知機
包装した製品は全て金属探知機を通過させます。

11ラベル貼り
異物混入、規格外商品、表示違いがないか確認しながらシールを貼っていきます。

12検品
異物混入、規格外商品、表示違いがないか目視検品を行います。

13梱包
包装された製品を梱包用の外箱に入れていきます。

14出荷
中国大連の加工工場から日本へ輸送され、ヤ印の本社冷凍倉庫から出荷します。
