ヤ印
安心・安全の取り組み

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安心・安全の
取り組み

日本と中国の両工場で
HACCP方式の食品安全管理を徹底

干物を加工製造する日本の本社工場と、ししゃもを加工製造する中国の大連徳匯水産食品有限公司それぞれで、HACCP方式の食品安全管理を実施しています。安心・安全を第一に、より良い商品づくりを行うために厳しい管理基準を設け、継続的に記録に残す取り組みを行っています。

HACCPについてより詳しく

「海のエコラベル」 MSC認証を取得

MSCとは、“Marine Stewardship Council” の頭文字をとったもので、海洋管理協議会という国際的な組織です。持続可能で適切に管理された漁業を世界に広めることが目的で設立されました。MSC認証は、MSCの厳格な規格に適合した漁業で獲られた持続可能な水産物にのみ認められる証のことで、通称「海のエコラベル」といわれています。
ヤ印では、縞ほっけ、赤魚、ししゃも(国内製造に限る)の3魚種がMSC認証対象魚種となっています。

msc認定書

国内工場の衛生管理

<自主検査>

細菌検査 項目
製品 一般生菌、大腸菌、大腸菌群、黄色ブドウ球菌
日持ち 消費期限での安全確認
工程 原料から製品凍結まで8工程
拭き取り 作業台、器具類、作業者の手(作業中、洗浄後)等
落下菌 各作業場内
官能検査

<外部検査>

  • クロスチェック(年1回)
  • ヒスタミン検査(年1回)

<日々の確認>

  • 使用水の残留塩素濃度測定
  • 衛生管理担当者工場内巡回(1日2回)
  • 従業員の体温・体調点検(工場入室時)
  • 専用作業服・帽子の着用、ローラー掛け、エアーシャワー通過

<殺菌水の活用>

工場内の手洗い場や洗浄工程などにハセッパー水(殺菌水)を使用しています。ハセッパー水は食品には残留しないため、病院や介護施設、生食加工で活用されています。

中国工場
「大連徳匯水産食品有限公司」
における徹底した衛生管理

ししゃもの加工製造を行う大連徳匯水産食品有限公司では、英国認証機関認定審議会(UKAS)のHACCP認証を取得し、厳しい管理基準を設け、原料解凍から梱包まで徹底した衛生管理に取り組んでいます。

HACCPシステムによる食品安全管理
大連徳匯水産食品有限公司(中国遼寧省大連庄河市)
董事長 総経理 劉 福徳

董事長 総経理 劉 福徳

1従業員の健康管理

従業員は入社時および年2回健康診断を行い、健康状態が良好で、食中毒起因菌の保菌者でないことを確認しています。また、毎日の勤務前に、健康状態をチェックしています。

従業員の健康管理

2衛生的な作業

加工場入り口、各加工場には手洗い場が設けてあります。加工場に入る前には、必ず十分な手洗い、消毒を行います。作業中にも30分に1回手洗い、消毒を行います。

衛生的な作業

3設備器具の衛生

加工設備器具は作業終了後、マニュアルに従って徹底的に洗浄殺菌を行います。

設備器具の衛生

4検査室

毎日、当日製造された製品の細菌検査を行って製品の安全性を確認しています。

検査室

5毛髪混入防止

作業者から毛髪が落下して製品に混入しないように、服装に気をつけるとともに、1時間毎に担当者が作業者の首周りに粘着ローラーをかけてまわります。

毛髪混入防止

6金属異物対策

パックされた製品全てについて、金属検出器を通しています。

金属異物対策