干物の基本
「もっと綺麗にお魚を食べたい」、 「上手な保存方法を知りたい」、 そんな声にお応えする干物の作法をご紹介します。
食べ方の基本
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Step1頭を左に置く
食べる人が食べやすいように心配りをすることがお料理の基本。「お箸は右」という風習から、右利きの人が食べやすいように魚の頭を左に向けるのが一般的です。
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Step2手前から食べる
干物を綺麗に食べるには、食べる順番が大切です。身は手前から、まずは半身のさらに半分を丁寧に崩して食べます。
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Step3背骨をはずし、残りの身の部分を食べる
手前の半身を食べ終えたら、奥の半身にある背骨を取ります。尾の方から骨を外していき、頭のところで身から切り離します。取った骨はお皿の奥側に置くと食べやすく綺麗です。
残りの身も手前から崩しながら食べます。
ごちそうさまでした

Point!
小骨や皮などもお皿の奥に置くと綺麗です。背骨を外す時は手を使って、身が崩れないよう丁寧に取りましょう。背骨に残った身もお箸で外すと綺麗に食べられます。
保存の基本
● 保存方法ひとつずつラップに包み、冷凍保存する
干物を冷凍保存する場合は、一匹ずつラップで包み、魚と魚がくっつかないようにするのがポイントです。ラップに包んだ干物は、さらにジップバッグに入れて冷凍庫で保存しましょう。
● 解凍方法基本は冷蔵庫で解凍
冷蔵庫で時間をかけて解凍するのが一番です。急ぎの場合は、ジップバッグに入れたまま流水で解凍しましょう。電子レンジなどを使った解凍方法もありますが、なるべく魚の身に熱を加えない解凍方法をおすすめします。